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2020/10/26(月)
先週の旅で買ってきた「大桂商店の醤油と信州上田産にんにくを使った美味だれ」を、焼いた肉にかけて食す。意外と、あまり土産物屋に売っていないタイプの商品かも。盛り付けた肉にかけるのもいいけど、フライパンで肉を焼き終わる直前にさっとかけると香ばしい風味が出そう。
2020/10/28(水)
黒沢清『映像のカリスマ【増補改訂版】』読了。
1973年から2005年までに黒沢清が書いたり喋ったりした内容を集めた本。そのため統一感は無いのだが、トビー・フーパーへの偏愛は否応なく伝わってくる。気に留めておきたい発言を2つ、メモ代わりとして以下に引用しておきます。
私は「不特定多数の他人といっしょに見る」という映画館の特徴が映画というものの存在位置に大きくかかわっていると思う。たった今この映画を見ているのは自分だけではないという実感の中に、その人間と社会との関係が直接反映している。(中略)つまり「自分とは何者か」、映画館という場が常に問いかけてくるのはそれだ。(p323)
(現代の東京では)別の問題が人々の心をむしばんでいるように私は思える。ひとつは「孤独」だ。そしてもうひとつは「常識という名の抑圧」だ。これらは常に私の作品の根底を流れるテーマとなっている。(p334)
2020/10/29(木)
仕事終わりに『空に住む』@新宿ピカデリー。タワーマンションの高層階は精神に良くないと解る映画。
ちょうど伊藤健太郎が逮捕された日のため、新宿ピカデリーのロビーに掲載されたポスターやチラシ、上映前の広告などに、どうしてもノイズを感じてしまう。まあ、すぐに(あくまで自分の中では)どうでもよくなることは、過去に何度も経験済みなのだが。
2020/10/30(金)
映画館で4本の過密スケジュール。まずは『罪の声』『とんかつDJアゲ太郎』@TOHOシネマズ渋谷。『罪の声』は、世間では評判がいいらしいけれど、ベタなRPGのように決められた道筋を忠実に辿るだけの予定調和な物語がイマイチ。高齢の役者による活舌の悪い喋りってのはリアリティとは別でしょう。あと『とんかつDJアゲ太郎』はダメでした。
超久しぶりに恵比寿まで行き、『ウルフ・ウォーカー』@恵比寿ガーデンシネマ。これはすごい。アニメーションにおける表現の可能性は、まだまだ無限にあるのだと実感。アイルランドのアニメ制作会社「カートゥーン・サルーン」って何者なんだろうか。
上映後すぐに渋谷に戻って『超擬態人間』@アップリンク渋谷。この日の昼間に例のパワハラ訴訟の"和解"が発表されたので、よりによってのタイミング。なぜこれからも自分がアップリンクに行くのかは、いずれきちんと文章にしないといけないのだろうなあ。
2020/10/31(土)
荻窪の「コメダ珈琲」でモーニング→杉並区中央図書館でブログ文章を執筆→阿佐ヶ谷の区役所で住民票を取得。
2020/11/01(日)
もうすぐ公開する『人狼ゲーム デスゲームの運営人』の予習のために、『人狼ゲーム』シリーズの過去作をU-NEXTにて潰している。この日は第3作~第5作を鑑賞。実は最初の2作が不条理劇として素晴らしいのだが、第3作あたりからは回想シーンがあったり運営側の存在が明らかになったりと、方向転換が図られているような。過去作を全て観たら、このブログにまとめて感想を挙げます。
信州上田で買ってきた「真田丸ご飯だれ」を食す。「真田丸」という名前の地鶏に味噌とリンゴを加えるというベタ過ぎるチョイスだが、この甘さはけっこういける。
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