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映画‗邦画‗2023

【新作邦画/アニメ】『劇場版 SPY×FAMILY CODE:White』感想レビュー—大人になり過ぎてしまった我々には、もはや『SPY×FAMILY』を純粋に楽しむことができない

スパイのロイド(声:江口達哉)と、暗殺家業のヨル(声:早見沙織)は、身分を隠すために表向きは偽りの夫婦を演じている。家族を偽装するために孤児院から女の子・アーニャ(声:種崎敦美)を引き取り、2人の子供として育てている。

【邦画】『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』感想レビュー—実在の地域を勝手に敵に仕立て上げて醜く描写するのダメでしょう

埼玉解放戦線のトップ・麻実麗(演:GACKT)は、横のつながりのない埼玉の5つの路線をつなげるべく武蔵野線を構想し、発展のために越谷に海を作る計画を持ち出す。

【邦画】『唄う六人の女』レビュー—重厚で幻想的な異空間を構築しておいて、最終的なメッセージが「自然を大切に」って

フォトグラファーの萱島(演:竹野内豊)の元に、親が離婚して以来絶縁状態だった父(演:大西信満)が亡くなったとの連絡が入る。後処理のため、子供の時に母親ともに出ていって以来の、かつての自宅を訪れる萱島。

【邦画】『女子大小路の名探偵』感想レビュー—鬼畜すぎる剛力彩芽と無能すぎる愛知県警、そして露骨に宣伝されるダイハツの車

岐阜県柳ヶ瀬のナンバーワンホステス・美桜(演:剛力彩芽)は、その日も常連客の弁護士・望月(演:今野浩喜)に言い寄られていた。望月はスポーツカーを購入したらしく美桜をドライブに誘うも、美桜からは低燃費でABS搭載の庶民的な車が好みだと言われる。

【邦画】『白鍵と黒鍵の間に』レビュー—冨永昌敬監督は、ひとつの時代を現実から切り離して閉じ込める

昭和63年の銀座。時と場所だけで禍々しさを感じるわけだが、ジャズピアニスト志望の博(演:池松壮亮)は、その日も安いキャバレーで酔っ払いを相手にピアノを演奏していた。そこにふらりと現れたチンピラ風の”あいつ”(という役名、演:森田剛)から、『ゴ…