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読書‗漫画

【漫画】『文豪ストレイドッグス』に今後登場してきたら楽しそうな人・個人的ベスト5

漫画『文豪ストレイドッグス』を既刊9巻まで読んだ。明治から昭和初期にかけての文豪と同じ名前のキャラクターたちが「異能」を使ってバトルする漫画である。主人公は中島敦で、虎に変身して闘う。この主人公のチョイスはうまい。『山月記』は多くの人は国…

【漫画】先月読んだ漫画レビュー 少年誌編--『僕のヒーローアカデミア』『魔法少女オブ・ジ・エンド』『山田くんと7人の魔女』『勇者が死んだ!』

『僕のヒーローアカデミア』落ちこぼれの少年がヒーローを目指して養成学校で奮闘するという、王道のファンタジーアクション。「少年ジャンプ」の底力が発揮されるのはディテールで、特に次から次へと登場する大量のキャラクターはいずれも独特でかつ造型に…

【漫画】先月読んだ漫画新刊レビュー 青年誌編--『僕たちがやりました』『先生の白い嘘』『もぐささん』

『僕たちがやりました』2巻原作・金城宗幸 作画・荒木光/「ヤングマガジン」連載/2015.10.6 発行 「そこそこ」の人生を願って無難に生きようとする男子高校生が、友達がボコられた仕返しのため、というよりなんか面白そうだからというその場のノリで、隣の…

【漫画】今月読んだ漫画新刊レビュー 少年誌編--『暗殺教室』『斉木楠雄のΨ難』『七つの大罪』『だがしかし』

『暗殺教室』16巻作・松井優征/「週刊少年ジャンプ」連載/2015.10.8 発行 主に殺せんせーの過去編。連載漫画の常として、過去編を始めるとストーリーが進まないために(読んでる側の)テンションが下がってしまう。本作も同様。殺せんせー誕生の経緯を生徒が知…

【漫画】石黒正数『それでも町は廻っている』--「捏造された郷愁」へのアンチテーゼ

石黒正数『それでも町は廻っている』(少年画報社) 9巻 14p 石黒正数『それでも町は廻っている』(『それ町』)は、現在13巻まで出ている。家族や学校の友達、そして「丸子商店街」の仲間たちと楽しく日常を過ごす女子高生・嵐山歩鳥が主人公。もう、この時点…

【漫画】ヒロユキ『アホガール』--「萌え」は適量を超えたとき、ただウザいだけになる

ヒロユキ『アホガール』(講談社)4巻 13p 連載中の漫画に対して、好きだからこそ、「もう安楽死させてくれ」と思う作品がある。ボクにとって、「週刊少年マガジン」連載中の4コマ漫画『生徒会役員共』(氏家ト全)が、そうである。同じネタを繰り返し、同…

【漫画】井田ヒロト『お前はまだグンマを知らない』--果てしなく延々と続く出オチ

井田ヒロト『お前はまだグンマを知らない』(新潮社)2巻 63p ある都道府県出身者にしか通じない風習や料理などといったものをネタにした企画は、昔からある。TV、雑誌、ネットと媒体問わず、定番企画のひとつになっている。 もう何年も前に、血液型性格診…