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映画‗出演‗浅野忠信

【邦画】『累 -かさね-』ネタバレ感想レビュー--土屋太鳳というモンスターを目覚めさせるための儀式と、利用される芳根京子

67点 全ては土屋太鳳というモンスターを目覚めさせ、民を震え上がらせようとする目的のみによって創られた作品である。芳根京子ですら、土屋太鳳を立てるための存在にすぎない。そのため、映画にとって大切な様々なことも、土屋太鳳の邪魔になるからと排し…

【邦画】『クソ野郎と美しき世界』ネタバレ感想レビュー--太田光だけがマジメに映画を創ろうとしていた

51点 元SMAPでジャニーズ事務所を退所した3人の活動を見ると、当時の騒動であったり現状の立ち位置をネタ的に踏まえていることが多い。ファンサイト「新しい地図」の名前やロゴマークからSMAPという単語があると推測させたり。Web放送された「7…

【洋画】『沈黙 -サイレンス-』感想レビュー--宗教との距離感なんて適当でいいと思う

監督:マーティン・スコセッシ/脚本:ジェイ・コックス、マーティン・スコセッシ/原作:遠藤周作配給:KADOKAWA/公開:2017年1月21日/上映時間:162分出演:アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライヴァー、浅野忠信、窪塚洋介、イッセー尾形 スポンサードリ…

【邦画】『淵に立つ』感想レビュー--想像して欲しい。自分の家族に古舘寛治がいたらどうだ。

監督・脚本・編集:深田晃司配給:エレファント・ハウス、カルチャヴィル/公開:2016年10月8日/上映時間:119分出演:浅野忠信、筒井真理子、古館寛治、篠川桃根、太賀 スポンサードリンク // 85点本人が明言している通り、深田晃司監督は常に家族の話を撮ってい…

【邦画】『岸辺の旅』感想レビュー--多くの映画において、幽霊とは「過去の呪縛」の実体化である

スポンサードリンク // 黒沢清おなじみの「現実感ありすぎる幽霊」が今回も登場する。人間と同じように食事をしたり仕事をしたりして、幽霊らしいのは家に上がる時に靴を脱ぐのを忘れることくらい。 深津絵里の住むマンションに、3年前に行方不明になった夫…