月に一度の恒例、謎邦画の紹介です。２月もいろんな方向性の作品が揃っているので、非常に楽しみです。これを始めてから気づいたけど、毎月の最終週に公開する映画が多いんですね。やっぱり、毎月１日の映画サービスデーに上映されるように狙っているからなんでしょうか。
では、『キネマ旬報』のベストテンに入ることがないことだけは確実な、謎の邦画15作品です。
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2/1 公開
『劇場版 リケ恋～理系が恋に落ちたので証明してみた。～』 期待値★★
TVドラマの劇場版だというが全く聞いたことがない。調べてみたら、テレビ埼玉とか千葉テレビとかで放送されていた全４話のドラマだそうで、そんなの知っているわけがない。主演は『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』の人。
2/8 公開
『40万分の1』 期待値★
童貞のオドオドした大学生が元カノの彼氏を見返すために業界ナンバーワンの広告会社の内定を貰おうと奮闘する就活コメディ。って、なんじゃそりゃ。予告を見る限り、今の時代ではアナクロすぎる描写ばかりのような。
『Back Street Girls -ゴクドルズ-』 期待値★★★★★
「ヤンマガ」連載の漫画を実写化。若きヤクザ三人が不始末によって性転換＆全身整形させられ、アイドルとして活動させられる。ハッキリ言うが、予告はかなり面白そうで、普通に期待できる。そりゃあ、東映のヤクザ映画なんだから当然なのだが。
2/9 公開
『あまのがわ』 期待値★★
屋久島のご当地映画。母との確執がある女の子が屋久島で人工知能搭載のロボットと出会って、太鼓を叩く。一応、展開に一捻りはありそうか。
『書くが、まま』 期待値★★★
MOOSIC LAB 2018 観客賞・主演女優賞 受賞作。感情を文字で書くことでしか表現できずイジメを受けている女子中学生と、保健室の先生との交流を描く青春ロックムービー。佐藤二朗の監督作『memo』とは無関係。
2/15 公開
『トラさん～僕が猫になったワケ～』 期待値★
ジャニーズ所属タレントの主演作をこのラインナップに並べるのは間違っていると重々承知だが、それにしたって安っぽすぎるだろう、これ。死んだ男が猫の姿になって家族の元に戻ってくるのだが、それが着ぐるみ姿のキスマイの人。猫映画は、猫をメインで出すべきだと思うのだが。コントでないと成立しない設定なんだよなあ。
『笑顔の向こうに』 期待値★★
若手歯科技工士を高杉真宙が演じる、デンタルクリニックを舞台にしたヒューマンドラマ。予告から判断するに、限りなく歯科医療の紹介に努めたエクスプロイテーション映画の模様。
2/16 公開
『LAPSE ラプス』 期待値★★★
ディストピアな未来を舞台にした、ひたすらアートっぽさを追求したかのような３作の短編集。クローンとか犯罪予知とか延命治療とか。テーマはありがちなので、肉付けがどうなっているかで評価が決まると思う。
『おっさんのケーフェイ』 期待値★★★★
少年と覆面レスラーの交流ということで、どうしても『パパはわるものチャンピオン』を思い浮かべてしまうが、主演が棚橋弘至ではなく川瀬陽太、全面協力が新日ではなく道頓堀プロレスなので、別種のモノになっていると思われる。新日では表現できない、プロレスの触れてはいけない部分が映画に収められていそうで、期待。
『アイアンガール FINAL WARS』 期待値★★
明日香キララ主演のSFアクションシリーズ３作目。すでに２作も出ていたのか。サイボーグにされた主人公が、記憶を取り戻すために戦っているらしい。やっぱり、亜沙美が出ている。
2/22 公開
『ジャンクション29』 期待値★★
自称映画監督や動画投稿者といった苦悩する29歳の若者を、BOYS AND MENが演じる。まず３人の物語があって、最後に彼らと接点のあるもうひとりの29歳のエピソードになるという構成らしい。なんだか小さくまとまってそうだが、どうなのか。
『凛 -りん-』 期待値★★★★
又吉直樹原作の舞台を映画化。神隠し伝説のある村の高校に謎の転校生が来てから、友達となったクラスメートが次々と消えていく。普通に面白そう。
『僕の彼女は魔法使い』 期待値★★★
ヒロインは千眼美子なので、そうですアレです。転校生の女の子が白魔術の継承者だったのでいろいろと不思議なことが起こって、５年経ったら白魔術と黒魔術の壮絶なバトルが始まるんだって。
『血まみれスケバンチェーンソーＲＥＤ』 期待値★★
セーラー服の女の子がチェーンソーを振り回すスプラッタ・ホラー。前編と後篇に分かれていて、しかも４DXもあるらしい。主演は、またもや『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』の人。この浅川梨奈なる女優、誰も知らないところで着実にキャリアだけが積み重なっている。
2/23 公開
『お前ら全員めんどくさい！』 期待値★★
原作はWEB連載のラブコメ漫画らしいが、映画に関しては現時点で情報がほとんどない。公式サイトもトップページだけだし。主演は人気声優の小野賢章、ということくらいしか解らない。
『空の瞳とカタツムリ』 期待値★★★
美大の同級生ら４人の男女が交差する静かな人間ドラマ。いつものアート系の佳作という位置づけでいいだろうか。意外な掘り出し物の可能性は十分にあるが。
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過去の謎の邦画たち
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