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【映画駄話】2018年12月に公開する謎の邦画14作品をご紹介します

なんか月に一度の恒例になってしまった謎邦画の紹介です。普段にもまして今月はぶっとんでそうな問題作が多いです。SFも多くて、宇宙関係が3つ、タイムスリップと生き返りが1つづつあります。

では、もしかしたら第2の『カメラを止めるな!』になるかもしれない新作邦画群をご覧ください。

 

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12/1 公開

 

『新宿パンチ』 期待値★★★★

城定秀夫監督の最新作。天然パンチパーマの童貞男が新宿・歌舞伎町のスカウト戦争に巻き込まれる。普通に出来の良いジャンル・ムービーだと思います。シネマート新宿案件。

 

『真っ赤な星』 期待値★★★

女性新人監督による長編デビュー作で、14歳と27歳の2人の女性が共同生活を始めるという、百合の入った純文学風味の作品のような感じ。主題歌がガールズポップで、予告編のイメージと合っていないのだが、どっちに転ぶのだろうか。テアトル新宿案件。

 

『猫カフェ』 期待値★

猫に囲まれながら相談に乗る店主のいるカフェで起こる4話のオムニバスだってさ。公式サイトにはCASTと並んで「ニャST」という名前で猫の紹介もしている。シネ・リーブル池袋案件。先に宣言しておきますが、観ないです。

 

『たまゆらのマリ子』 期待値★★★

レインダンス映画祭コンペ部門ノミネート作品。家族や職場、友人からも見放された女性がついに暴走するとか、そんな感じらしい。今回取り上げた中では、良くも悪くも"まとも"っぽいが、どうだろう。池袋シネマ・ロサ案件。

 

『ロッキンハートブレイカーズ』 期待値★★

尾道を舞台に、死刑囚の娘と凶悪ヤクザが運命的に出会ってバンドをやったりする話。って、なんだそれは。監督は『ヴィヴィアン武装JET』の人。あー、なるほど。ラピュタ阿佐ヶ谷で2週間限定レイトショー。行けるかなあ。

 

12/7 公開

 

『シュウカツ3』 期待値★

まず、シリーズ3作目だということに驚く。就職活動という名の心理サバイバルゲームが今回も繰り広げられる、らしい。ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場案件。

 

12/8 公開

 

『プレイルーム』 期待値★★

浅草ロック座に所属する現役ストリッパーを主演に、日本映画界の異端5人(って、公式サイトに書いてあった)が監督を務めるオムニバス。あのー、プレイルームって保育園とかにある子供が遊ぶ部屋のことだからね、本来は。シネマート新宿案件。

 

12/15 公開

 

『輪違屋糸里 京女たちの幕末』 期待値★★★

原作は浅田次郎。京都の花魁の視点から、新撰組の芹沢鴨暗殺事件を描く。主演は『ソロモンの偽証』の藤野涼子、土方歳三役は溝端淳平など、役者はそれなりに有名どころが揃っているし、スタッフも時代劇の経験値が高い人たちらしい。有楽町スバル座案件。あとお台場も。

 

『ケイタネバーダイ』 期待値★★

多額の借金を背負ったうえに暴力団の組長に殺された男が、死んだ父親の計らいで生き返るが、風俗店を営む姉の身体と一体になっていた。あらすじだけでも意味不明だが、公式サイトも無いし、とにかく情報が少ない。池袋シネマ・ロサ案件。

 

『スモーキング・エイリアンズ』 期待値★★

社会の風潮によって虐げられている喫煙者たちだったが、宇宙から飛来してきて人間に寄生するエイリアンがタバコの煙に弱いと気づき、死闘を繰り広げる。って、そういう内容ならタイトルが間違っていないか。予告を観る限り、なかなかの安っぽさ。K's sinema案件。

 

『レッド・ブレイド』 期待値★★

最近やたらと雑誌の表紙で見かけるグラドルの小倉優香(それにしても、あえて有名な先輩と間違われそうな名前にするって、どうなんだろう)演じる女子高生が、タイムスリップして忍者になって戦う。セーラー服+日本刀という様式美アクションですかね。なんと原案は園子温。シネマート新宿案件。

 

12/22 公開

 

『クマ・エロヒーム』 期待値★★★

宗教団体が管理して妊娠と出産を積極的に推し進めている惑星に、地球からのカップルが送り込まれてきた。しかし2人には子供ができず、ベビーカーに人形を乗せていた。ということで、今月最大の謎邦画。『たまゆらのマリ子』『ケイタネバーダイ』とセットで池袋シネマロサが展開する「新人監督特集」のひとつ。

 

『プラネット・オブ・アメーバ』 期待値★★

恵比寿マスカッツの人が主演で、女性を攫ってはアメーバ状の何かを妊娠させて送り返している宇宙生命体と戦うSFアクション。とにかく、恵比寿マスカッツの人がローションまみれになるらしい。こんな内容なのに、なんとユーロスペース案件。

 

『からっぽ』 期待値★★★

武蔵野美術大学学生の卒業制作作品。予告を観る限りの判断だが、虚構性を高めた意味ありげな空間演出にすることで、予算の少なさをごまかすという芸大生らしいアイデアは巧いんじゃないか。ポレポレ東中野案件。

 

 

はい、というわけで12月の謎の邦画でした。今月は邦画の大作が少ないのでけっこう観るつもりですが、1週間や2週間の限定公開だったり、単館レイトショーのみだったりなので、平日を含めてうまくやりくりしないといけない感じか。しばらく謎邦画は避けがちでしたので、まあ頑張ります。

 

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過去の謎の邦画たち

yagan.hatenablog.com

 
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