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【47都道府県すべての映画館で映画を観る企画】vol.5 大分編(後編)--「シネマ5」のチケットカウンターでは、ゆで卵が売っていた

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現在、大分を代表するスターはこの人らしい
ユースケ・サンタマリアの立場は?

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前編はこちら

yagan.hatenablog.com

 

はい、ゴールデンウィークの宿題を今さら提出しています。前編同様、当時の記憶がほとんど薄れていますので、基本的に写真だけ観て下さい。映画館の写真、あんまり無いけど。

 

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大分駅

さて、大分駅から歩いて10分ほどのところに「シネマ5」というコミュニティシネマがあるので、行ってみることにした。ただ目当ての映画『ロブスター』は午後からなので、時間つぶしにバスに乗って高崎山自然動物園という猿がいっぱいいるところに寄ってみた。

 

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ちょうどシャーロットの誕生日会をやっていて、大分市長がいた

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シャーロットの絵本の告知、周囲が異様

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A群に何があったのか

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高崎山のバス停、なんか平衡感覚が狂う

 

「猿も700匹がいっせいに集まると虫みたいだなぁ」という感想を抱きつつ、1時間ほどで高崎山を去る。わっ、すっげえ面白いダジャレ。そういえばこの記事、シャーロットを含めて猿の写真を一切載せてない。別にいいか。

 

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ちょっと湾曲させることで小洒落た感じを演出したストリートを進むと・・・

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「シネマ5」の入口が現れる

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階段を昇り、やっぱり小洒落ている踊り場を抜けると・・・

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2階に「シネマ5」がある(ブレブレですみません)

 

大分駅の北口から大通りをしばらく歩く。左手には大きなアーケード商店街、右手にはちょっと高級感のある小洒落たストリートというように、大通りを境にコンセプトの違う2つの街並みが綺麗に2分されていた。県庁所在地のターミナル駅周辺における都市計画失敗例をいくつか見ているだけに、この程度のことでも「けっこう上手にやっているな」と思ってしまった。大分駅周辺の歴史とか何も知らないんだけどね。けっこうモダンな建物とか目についたんだが。

 

「シネマ5」は、クネクネした石畳の道路から察するに”先生”と呼ばれている何者かが都市計画に関わっているであろう商店街の一角にある。街並みのオシャレさと雑居ビルの怪しさがちょうどいい塩梅だ。開演20分前くらいに中に入ってみると「チケット販売まで少し待ってください」と言われたので、ロビーで待つ。

 

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ロビー全景

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意外とちゃんとしてる喫煙コーナー

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映画本が並ぶ感じは「池袋新文芸坐」や「ラピュタ阿佐ヶ谷」みたい

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受付カウンター

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なぜか、ゆで卵が売っていた

 

しばらく待っていると『ロブスター』のチケットが購入開始との報が入る。さっそく買って、入場する。

 

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観客席の扉前にあるホワイエ(人溜まり)空間
ここまでちゃんと設計してるの、意外と珍しいかも知れない

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おしぼり、自由

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客席とスクリーン

 

ロビーの喫煙席にしろ、客席扉前のスペースにしろ、ちょうどいい広さを確保していてる。満席になったら手狭だろうが、ボクが行ったゴールデンウィークの午後でも15人くらいの客入りだったので、まあこんなもんだろう。地方の映画館の場合、「ロビー、広すぎね?」ってところが往々にしてあるもんで。

あと、おしぼりとかの細かいところから、ちゃんと客のほうを向いているんだろうなあとは思う。ゆで卵は、よくわからないけど。あと、前日の「ブルーバード劇場」に続きここでもトイレが和式だったのだが、大分の映画館ではそういう決まりなんだろうか。

ともあれ、けっこうな大都会の小洒落たストリートの一角にある、というのはアドバンテージなのかな。「映画=お洒落」という東京では成り立たない図式が、ここではまだ通用しそうだ。印象として、映画館自体に余裕が感じられるんだよね。

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さて、こんな数ヶ月も前の旅の記録をたいした中身もなく載せてしまい、申し訳ありません。旅の最中はもっと色々と感じたはずなんですが、すっかり忘れちゃいました。次回の「47都道府県すべての映画館で映画を観る企画」は、一級建築士試験が終わったあとの10月に予定しています。その時は、もっとジャーナリスティックに地方の映画館事情を筆舌鋭く迫っていきたいと思います。嘘です。

 

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ローマ字って・・・

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