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【映画駄話】年間100本の映画を観るのが別にすごいことでもないということを説明するのがめんどくさい

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先週から一級建築士製図試験の講座に通っていて、そのせいで映画館に行く時間がなかなか確保できない。そんなわけで、試験の終わる10月までは映画レビューもそんなに数を書けない状況でして、こういうちょっとした話なんかも当ブログでしていこうかなと。そうしないとネタが尽きるので。あと、ちょっと思うところがあって今までは避けてたんだけど、DVDで観た映画もこれからはレビュー書いてみるかなあ。

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さて、ちょっと前にこういう記事がはてなブログにUPされていた。

www.hikikomotrip.com


記事の中身は、好きな監督と作品を挙げているものだったが、タイトルの「年間200本の映画を観るぼく」という部分が、ちょっと話題になっていた。

 

 

当記事に反応されていた方々

anond.hatelabo.jp

azanaerunawano5to4.hatenablog.com

 

で、ボクがこのタイトルを見て、ふと思ったこと。飲み会とかでなんとなく趣味の話になって、「映画館で年間100本くらい観ている」と言うと非常に驚かれたりする。映画好きの中では、むしろ少ないほうなんだけど、そのことを映画を年に数本しか観ない人に説明するのがめんどくさい。

「年100本って、週3本くらいじゃん。1日休みがあれば3本くらい普通に観れるじゃん」って説明しても、1日中ずっと映画館にいることを驚かれたりする。「休みを丸1日使ってゴルフに行くのと同じじゃん」って言っても、「毎週は行かないよ」とか返される。それで、「すげえ」「すげえ」言ってくるけど、完全に異常者を見る目だよ。なんだよ。

たかだか年間100本で賞賛されると、もっと観ている人たちに申し訳なくなっている。でも「もっとたくさん観てる人なんていくらでもいるよ、twitterで相互フォローしている人なんだけど…」とか言い出すと、「え、会ったことない人をフォローしてるの?」「そもそもtwitterって何?」みたいな感じで脱線していくので、生きてる世界が違うんだなあって思う。

あ、「1日休みがあれば3本くらい普通に観れる」ってのは、シネコンから名画座まで大量の映画館がひしめき合う東京に限った話かもしれないけど。地方のみなさん、嫉妬しないでください。あと、フォルツァ総曲輪は閉館しないでください。

 

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ついでにもうひとつ愚痴。世の映画好きが困る質問といえば、「おすすめは何ですか」ってヤツ。これは困る。誰も知らないタイトルとか言ってもひかれるし、あんまりメジャーでもバカにされそうだし。その場にいる全員がタイトルは知っていて、そのうち一人くらい観ていれば「あのシーンが良かった」とか会話がそれなりに盛り上がりそうな映画じゃないといけない。以前この質問が出たとき、ちょっと悩んで『ブレードランナー』と答えてみたことがある。

 

>全員「何それ?」

 

ちなみに20代後半から30代前半の男4人とも知らなかった。『ブレードランナー』という言葉を聞いたことない人たちと、どうやって映画の話をすればいいのだろうか。とりあえず「ハリソン・フォードが出ているSF」とは答えておいたけど、「マニアックだね」って言われた。『ブレードランナー』がマニアックかぁ。

だが最近、ボクはこの「おすすめは何ですか」に対する最強の回答を見つけた。「それを聞く以上は、ボクが何て言おうとその映画を絶対に観てよ」です。これを言えば、大概の人は「じゃあ、いい」となる。ポイントは、とんでもない映画を言い出しかねない雰囲気を全身で表現すること。それでも「絶対に観るから」と迫ってくる場合は、心おきなく『ガールズ&パンツァー 劇場版』を薦めます。

まあそんなこんなで、なんか最近は、人と会話すること自体がめんどくさいっす。

 

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