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映画‗洋画

【洋画】『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』--一番間違っているのはアリスで、一番悪いのは白の女王

監督:ジェームズ・ボビン/脚本:リンダ・ウールヴァートン配給:ディズニー/公開:2016年7月1日/上映時間:133分出演:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーター、サシャ・バロン・コーエン 57点当ブログでは超久々…

【名画座】「ピエロ嫌い克服ナイト」@池袋新文芸坐オールナイト--バレンタインイブの夜はピエロとともに

正式タイトルは「バレンタイン特別企画 大切なあの人へ… この順番なら大丈夫! ピエロ嫌い克服ナイト」。池袋新文芸坐がたまにやる、ネタっぽさ最優先で集客は二の次のオールナイト上映企画。思ってたよりは客いたけど。 ピエロ映画としてまっさきに思いつく…

【企画上映】「未体験ゾーンの映画たち2016」レビュー vol.2--『デス・ノート』『パラドクス』『ブレイキング・ゴッド』

「未体験ゾーンの映画たち2016」のレビュー第2弾です。早く仕事が終わったときなど、ちょっと時間が空いた時に観に行っている感じなので、なかなか鑑賞本数が増えないのですが。 ----- 『デス・ノート』監督:ブライアン・オマリー配給:AMGエンタテイメント/…

【47都道府県すべての映画館で映画を観る企画】vol.3 富山編(後編)--フォルツァ総曲輪のコミュニティ感に好感を持つ

「フォルツァ総曲輪」は、富山駅南口から大通りを進み、富山城址を少し過ぎたくらいにあるアーケード街の中にある。時間が厳しいので小走りで向かったのだが、たぶん普通に歩いても20分くらいで着くと思う。

【企画上映】「未体験ゾーンの映画たち2016」レビュー vol.1--『アメリカン・バーガー』『私はゴースト』『ライアー・ハウス』『タイム・トゥ・ラン』

「未体験ゾーンの映画たち」が、今年も開催されている。様々な理由で日本で公開されていない海外の洋画をまとめて50本、約2ヶ月にわたって公開するイベントである。自然とB級のホラーやSFが多くなりがちで、特にこの手のジャンルには思わぬ掘り出し物が…

【名画座】「一瞬と永遠 少女たちが見た風景」@池袋新文芸坐オールナイト--少女たちは夢の世界で「闘い」を挑む

2015/10/24-25 タイトル通り、少女が見た夢のような世界が広がる4作をまとめたオールナイト興行。本来なら全く別個の4本だが、続けて鑑賞することで新たな発見が見えてくる。たとえば劇中で使用されるモチーフも被っていて、ハサミ、蝶の標本は2作品、時…

【洋画】『イントゥ・ザ・ウッズ』--ジャックが100%悪い!

※ けっこうネタバレしてます。 おとぎ話というものは、古くから繰り返し言い伝えられて現在まで残っているという客観的事実から、当たり前のように「正しい話」とされている。ディズニー制作の最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』は、そんなおとぎ話が本当に「正…

【洋画】『ビッグ・アイズ』--芸術の周りから、いくつもの「物語」を排除した結果残ったのは・・・

1960年代にアメリカで売れまくった画家ウォルター・キーンだが、実の作者は妻のマーガレットだったという実話を元にしているため、日本では昨年のゴーストライター騒動と絡めて紹介されがちな作品である。 日本のゴーストライター騒動と本作を比べてみると、…

【洋画】『エスケイプ・フロム・トゥモロー』--ディズニーに喧嘩売ってやったよ、ハハッ

スポンサードリンク // 単刀直入に言うと、「ディズニーに喧嘩売ってやったよ、ハハッ」という映画である。アメリカのディズニーワールドで無許可でゲリラ撮影を行い、セックスに吐瀉物にスプラッタといったディズニーとはかけ離れた要素をふんだんに取り入…