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『めちゃイケ』って、ドッキリで呼び出した有名人を順番に登場させる、という演出が好きな気がする。テストのやつとか。
「芸能界CKK(遅刻)総選挙」という企画は、遅刻癖のある有名人16人に「午前9時にフジテレビに来てください」と伝えて、実際の到着時刻で順位をつけるというもの(遅れた人ほど順位が高い)。一応、AKB48グループの総選挙のパロディで司会は徳光和夫だが、そこに意味はあまりない。なんか、無理やりだったし。
自分ではない誰かが遅刻した時に発生する、日常が少しだけ崩れる感じにワクワクするのは、人間が持つ本能なのかもしれない。そんな快楽のツボを刺激する企画なわけだが、ほぼ全員が遅刻に対して悪びれないので、どうもワクワク感に欠けてしまったのは残念だ。遅刻を申し訳ないと思ってくれないと、こちら側に優越感が得られないからなあ。この番組中でも紹介されていたが、何年か前の元日の生放送『爆笑ヒットパレード』で千鳥・ノブが6時間の遅刻をしたときの面白さったらなかった。あの時、登場してから最後までずっとノブの独壇場だったし。
山田親太朗とか、アレクサンダーとか、2700とか、最近あまり見ない人が多数出ていたのは、遅刻によって信用を失って仕事が減ったのかな、とちょっと思った。思っただけで、本当かどうかは知る由もないが。
それよりこの番組、徳光和夫と正行の親子ツーショットとか加藤紗里のヤバさとかいろいろ盛り上がった個所はあったのだが、最後の最後に2時間遅れで登場したのがお笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」のツッコミである新道竜巳というのが史上まれにみる大オチであった。番組中では「残酷なリアル」と表現されていたが、いや本当すごいでしょ、ゴールデンの2時間SPの締めが新道竜巳って。じゃないほう芸人というくくりですら認識されていない人である。もし面白さを追求したヤラセだとしても、この人選は正解である。あと、この新道竜巳、本名は濵島英治郎だという。なんでだ。
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ネタは面白いです
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過去のTVレビュー