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【TV】1.21『さんまのお笑い向上委員会』--「一度も喋っていない人」がたくさんいる番組

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1月21日放送『さんまのお笑い向上委員会』の冒頭に、「12月23日に収録したものです」というテロップが小さく出た。狩野英孝が出演していたためと思われる。不祥事を起こした芸能人の出演番組によく出される、最近では珍しくもない類のテロップだ。

30分の放送中、狩野英孝は一言も喋っていなかったが、無理矢理な編集をせずに「狩野英孝が画面に映る」ことに関しては回避しようとしていなかったこともあり、番組自体は自然であった。狩野英孝の一件を知らない人ならば、番組を見ていても特に違和感は覚えなかっただろう。

そして、今回考えたいのは、別に狩野英孝のことではない。『さんまのお笑い向上委員会』という番組についてである。一言も喋らない出演者がいても違和感を覚えない番組って、ありそうでない。なんせこの番組、30分の放送中に一度も喋っていない人がけっこういるのだ。無名を含めた大量の芸能人を集めた番組なら、一度も喋っていない人が発生するのもわかる。でもこの番組に出演しているのは、それなりの地位も実力もある中堅芸人が主だし、出演人数もせいぜい20人前後だ。しかも収録で、編集もできる。「一度も喋っていない人」を出さないようにするのは難しくないのに。

この日の放送では23名の出演者がいた。そのうち一度も喋っていなかった(誰の声か判別できないガヤを除く)のは、狩野英孝、ロッチ中岡、トレンディエンジェルたかし、中川家・剛、スーパーマラドーナ田中、平野ノラの6名。どうだろう、番組に呼んでおいて「一度も喋っていない」という状態でオンエアするには、このメンツはもったいなさすぎやしないか。

『さんまのお笑い向上委員会』は、1回の収録を3回に分けて放送している。3本撮りではなく、連続した1本の収録を、30分づつ3回の放送に分けている。これって意外と珍しい形態である。この番組は、あくまで1回の収録、つまりオンエア3回分でひとつの番組とみなしているのだと思う。先ほど名前をあげた人たちも、同じ収録の別のオンエア回では、十分に目立っている瞬間があった。

それにしても、レギュラーである土田晃之のスタンスって不思議だ。別に喋る気がないわけでもないけど、それよりも「そこにいる」ということが生業になっているみたい。『お笑い向上委員会』だけではなく、いろんな番組で、「そこにいる」という仕事を担っている。役回りとしては「数合わせ」なのだが、その中でもひとつ先のステージに到達している。なんなんだろう。

 

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