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【一級建築士への道】2015年学科試験 なぜボクは正解できたのか[法規]問01

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 2015年度一級建築士試験 [法規]No.1

 

注:当記事は2015年度試験適用時の法令を元に書いています。その後、建築基準法は大きく改正されていますので、ご注意ください。

 

法規は時間との戦いですから、出題ごとに解き方を前もって決めておくのが吉です。1問目は、ほぼ必ず「用語の定義」で、過去の出題ではかなりパターン化されているので、確実に取りたいところです。ボクの場合は、まずは法令集を開かなくても即答できるか判断し、そうでなければ耐火・防火・不燃がらみの用語に着目する、と決めていました。

というのも耐火・防火・不燃がらみの用語だと正答枝(つまり間違った文章)が比較的作りやすいからです。逆に、何をどうしたら正答枝にできるか見当がつかない用語もあります。過去問で出た「プログラム」とかですね。

 

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この問題を解いたときのボクの頭の中です。

・・・あ、特定天井だ。やっぱり出たぞ。(付箋をつけていたのですぐに法令集の令39条3項を開いて)選択肢2は一字一句正しいな。選択肢4は調べるのに時間がかかりそうだから後回しにしよう。残るは選択肢1と3だが、耐火・防火がらみの用語では、「周囲」でひっかけた問題が過去にあったな。たしか耐火建築物は「周囲」じゃなくて「屋内」の火災に関する規定だったはずのような(念のため令108条3項を見て)ああやっぱりそうだ。ということは選択肢1が間違っているんだな・・・

 

ほら、耐火・防火から手をつけたことで、面倒そうな選択肢4を調べることなく短い時間で正解にたどり着けたでしょう。(選択肢4も頭に入っていればいいんですけどね、本当は)

耐火・防火・不燃がらみの用語では、特に次の3つに注意するといいでしょう。

check1.火災は「周囲」か「屋内」か
check2.対象となる建築物の部分
check3.火災に耐えられる時間

 

たとえば選択肢3、「準防火性能」と「防火性能」では対象となる部分は違いますからね。

POINT

防火性能 外壁又は軒裏

準防火性能外壁

ちなみに防火性能と準防火性能は条文の言い回しも微妙に違っています。上記のcheckでも正解が導けなかった場合、あらためて法令と問題文を一字一句照らし合わせてみるといいかもしれません。あくまで時間との相談ですが。

 

教訓
法規は、なるべく時間短縮できるように出題ごとに自分なりの手順を前もって決めておく

 

ところで正答枝の選択肢1、よく読むと「外壁以外」なのに「周囲」の火災に耐えられるとか書いてあって、常識的におかしいですね。周囲の火災に耐えるなら、まず外壁をなんとかしましょうよ。意外とこういう常識で解けること、よくあります。

あと2015年度から登場した特定天井は、科目を問わず今後も出題されるでしょう(もしかしたら製図でも)。法規だったら、令39条4項が耐久性等関係規定に含まれているところとか要注意かも。

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