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ヤガンEX

映画とか漫画とか似顔絵とか

【日常】靴を履かないと靴屋に行けない

日常

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衣食住いずれもに興味がない。生きていくうえで不便を感じない程度のものであればいいと思っている。そんなものに金をかけるんだったら、本や映画に出費する。

 

衣食住の衣で言ったら、ひとつの季節に2パターンを着回しているだけ。汚れたり破れたりしたら買い換える。買うのはユニクロブックオフなどの、かしこまってないところ。試着なんかまずしないし、裾上げだってしない。とにかく服を買うという行為に手間をかけたくない。なんかこう書くと、見てくれを着飾ることに反発するという確固たるポリシーをもっているようだが、ただ単に服を選ぶのが苦痛なのだ。服をどうにかしたところで、中身における根本的な問題が解決できないことは分かっているし、服に手間暇かけることでそんな諸問題が浮き上がってくるのが嫌なのである。

 

そんなファッションアレルギーのボクにとって、かつては床屋がツラかった。「どのくらい切りますか」とか聞かれても困る。見てくれを良くしようと100%の善意でハサミを動かしてくる、あの延々と続く時間が苦痛であった。だが今はQBハウスがある。10分1000円、「眉毛にかからない程度」という一言で、全て済む。何より、ただ目の前のノルマをこなすだけという店員のモチベーションが、こっちにとっては気楽だ。しかしまだ最後の砦がある。靴屋である。

 

靴屋は鬼門だ。先ほど試着はしないと言ったが、さすがに靴は履かずに買うのは勇気がいる(足が入らないかもしれないし)。しかし店員に「試着させてください」と言うことができない。片膝をついて靴べらを渡してくるような、あのグイグイくる接客がツラい。大体、商品に自分の汚い足を入れるなんて申し訳ない。ABCマートですら入った瞬間に湿疹が出そうなほどなので、東京靴流通センターに行くようにしているのだが、でもまだツラい。

 

あまりに行きたくないがために、靴はボロボロになるまで履いている。基準としては、はっきりと底に穴があいたら、さすがに買い換える。でも、そんなボロボロの靴を履いて、靴のプロフェッショナルが集う靴屋という場所に行くのは気が引ける。絶対に心の中で「なにあの靴。そんなの履いてうちの店に来ないでよ」とか思ってるはずだ。

 

そもそも、靴が必要になったから靴屋に行くのに、なんで靴を履かないと靴屋に行けないのか。間違っている。