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ヤガンEX

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【都市】8年ぶりくらいに地元(長野県茅野市)に戻ってみたが、何も起こらなかった件 その1

都市

5歳くらいから高校卒業まで、長野県茅野市というところに住んでいた。少年~青春時代をこの信州の中都市で過ごしたわけで、ボクの人格形成に大きく関わった地である、はずである。

 

上京してからのボクの感覚では、意外と「茅野市」という地名は知られているほうだと思っている。ハナから読めない人も多いが(じゃあなんで茅ヶ崎は読めるんだよ、と昔は思っていた)、いちいち諏訪のとなりと言わなくてもわかる人もけっこういる。建築関係だと、藤森照信のお膝元と言うと通じることが多い。さすがに信州のどの辺りかまで把握しておらず、長野新幹線(名前、変わったんだっけ?)に乗ったことがないとか軽井沢に行ったことがないとか言うと驚かれたりするが。ボクだって島根県のどの辺に松江市があるかまでは把握していないので、まあそれはそうだろう。

 

東京の人向けに簡潔に説明すると、中央線をずっと乗っていると着くところにある。山梨県を抜けてすぐのところで、松本よりずっと手前。新宿駅からスーパーあずさで2時間、料金は5千円台。鈍行で4時間半、3千円台くらいか。

 

そんな茅野市だが、8年くらい帰っていなかった。その8年前も金沢へ行った帰りに実家に一泊しただけだし。新宿から2時間でいつでもすぐに帰れるという安心感から、足を運ばなかった。しかし今回、無事に実家も知らない人の家になり、理由があって行く機会がほぼ無くなったため、久々に帰ってみることにした。

 

リアルでもネット上でも、ボクは高校以前の話をあまりしない、というかできない。かなり忘れているし、思い出すことが苦痛だったりする。高校以前の知り合いとは一切の連絡を絶っているし、クラスメートの名前も顔もかなり記憶から消えている。それもわざとやってるところもあり、何かから逃げようとしているみたいだ。

 

そこで、かつて過ごした地を巡ってみれば、様々な記憶が呼び起こされ、「高校以前の話ができない」という、過去の呪縛のようなものから解放されるのんじゃないかと思っての、今回の行動である。 ある種の荒療治だ。

 

中央線を乗り継ぎ(といっても高尾で乗り換えただけだが)、8月14日の午前9時半に、茅野駅に降り立った。

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これが『白ゆき姫殺人事件』で井上真央が駆け上がった階段だ! 

 

 

はたしてボクは、地元を訪れることで過去の自分と向き合い、呪縛から解放されることができるのだろうか。結果から言うと、ただの無駄足だったのだが。

 

(つづく)