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邦画

【映画駄話】2017年8月後半公開の、気になる邦画

・観る 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(8/18 公開) 岩井俊二の青春ドラマを監督:新房昭之、脚本:大根仁という布陣でアニメ化。偏見なんだけど、新房昭之とか大根仁が好きな人って、岩井俊二のこと嫌いそうだな。もちろんアニメは観るし期待…

【邦画】『花に嵐』--映画への自意識がないからこそ、映画を解体できる

63点 元々は映画学校の卒業制作で撮られていたが間に合わず、のちに完成させたという自主製作映画。PFFアワード2016準グランプリ、カナザワ映画祭2016の観客賞など、けっこうな評価を集めている。

【邦画】『海辺の生と死』--満島ひかりが体全体で表現する「世界に対する小さな抵抗」

67点 時は太平洋戦争末期の昭和19年。奄美の小さな島(加計呂麻島)に、海軍特攻隊が駐屯してくる。子供たちが通学路に使っている山道を一方的に封鎖する朔中尉(永山絢斗)に無言で戸惑う、小学校教師のトエ(満島ひかり)。そんな印象の悪い出会いから少…

【邦画】『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』--三池崇史監督は「ちょっと人工的な空間」を創り出すのが非常に巧い

59点 撮影所のセットだけではなく、屋外のシーンではロケもふんだんに行われている。近世ヨーロッパの古城や街並を参考にしたと思われる遠景をCGで合成しているのだろう。現実の日本とはちょっとズレているパラレルな舞台を演出している。三池崇史監督は…

【映画駄話】2017年8月前半公開の、気になる邦画

はい、半月に一度の気になる邦画を挙げてみようのコーナーです。

【邦画】『心が叫びたがってるんだ。』--「ちゃんと言葉にしないと伝わらない」という、映画を否定するメッセージ

61点 本来は、アニメと実写の違いについて考えなきゃいけないんだろうけど、これくらい同一にしちゃったら、考察する余地もなくなる。しかしなんでたった2年前の記憶にも新しいアニメを、そのまんま実写化したのか。アニメが生理的に無理な人向けか。そう…

【邦画】『東京喰種 トーキョーグール』--主人公が「どちらでもある存在」であることに、あんまり意味がない

55点 見た目は普通の人間だが、実は人間を食す別の生命体である喰種(グール)。そんな人間をも超えて弱肉強食の頂点となった存在が秘かに生息する東京が舞台。大学生の金木(窪田正孝)は、グールの臓器を移植されたことで、半分人間・半分グールという、…

【邦画/アニメ】『劇場版 生徒会役員共』--久々の、TVアニメと全く同じことをやっているだけの劇場版

47点 久しぶりに、やらかしたアニメ映画を観てしまった。単刀直入に言うと、TVアニメと全く同じことをやっているだけなのだ。最近のTVアニメの劇場版は、とりあえずスクリーンにかかるということはどういうことかは考えているからねえ。大きなTV画面…

【邦画】『狂覗』--「死」は最大の罰なのだろうか

70点 とある中学校の校長室にて、男性教諭が裸で縛られたうえ、瀕死の状態で発見される。女子生徒を盗撮したパンチラサイトの管理人をしていたため、生徒の誰かから制裁を加えられたらしい。学校の不祥事を隠すために警察へは通報せず、教師たちは体育の時…

【邦画】『時時巡りエブリデイ』--K's cinemaでいつも感じる部外者のような感じ

56点 K's cinemaという映画館をご存じだろうか。新宿のゴチャゴチャしたあたりのビルの3階にあるミニシアターである。スクリーンは1つで84席とこじんまりしているが、ロビーは都内のミニシアターにしては広々としており、ゆったりとした空間にテーブルと…

【映画駄話】2017年7月後半公開の邦画、なんとなくチェック

はい、2017年7月後半の邦画、総チェックです。あ、総じゃないです。何本か意図的に抜いてます。 7月前半のときは15本を取り上げて、現在までに7本観ているので、大体半分くらいはチェックできているということですかね。 スポンサードリンク // ・観る 『劇…

最近観た邦画レビュー『逆光の頃』『クロス』『武曲 MUKOKU』

54点 仕方ないのかもしれないが、京都の風景が映画本編を食ってしまっているところが多数。鴨川も大文字焼きも、スクリーンに映しただけで強大な力となってしまう。膨大な時間を抱えこんだ京都の風景を、手玉に取って扱うのは並大抵ではいかないのだ。なの…

【邦画/アニメ】『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』--「種族を超えた恋愛」というよくある話。以上。

51点 『劇場版 艦これ』以来だろうか。原作どころかTVシリーズすら全く知らないアニメの劇場版を観に行ったのは。そんな状態で話の意味が解らなかったとしても、もちろんこちらに全面的な非があるのだが。いや、それにしたって深夜アニメの劇場版は「一…

【邦画】『アリーキャット』--丁寧な作りで盛り上げるバディものの傑作

71点 丁寧な作りである。拳銃の扱いひとつとっても、丁寧だ。今の日本を舞台にした場合、拳銃の存在を自然に出すのって容易ではない。本作ではひとつづつ丁寧に処理することで、主人公が拳銃を手に入れ、ぶっ放すところまで、違和感なくスムーズに作りこん…

【邦画】『銀魂』--ギャグと人情話がはっきり分かれた、意外な良作

62点 「意外と」で始めるのは、この映画を評するうえでもっとも陳腐ではある。「意外と」をつけるということは、観る前に作品を舐めていたということでもあり、制作者に失礼でもあるし。それでもあえて「意外と」をつけることにする。実写版映画『銀魂』、…

【邦画/アニメ】『メアリと魔女の花』--これからもアニメ映画を作るのなら、意識すべきは宮崎駿じゃないぞ

52点 困惑である。映画が始まってから終わるまでずっと、困惑しかしていなかった。冒頭のシーンから凄まじい。高い建物の外壁にある細い足場を伝う少女。大量に放たれるゲル状の未知の生物。黒いローブを着て箒にのって空を飛ぶ少女。観たことあるもののオ…

【邦画】『忍びの国』--『けものフレンズ』最終回を彷彿とさせるシーンでも興奮できない

53点 大勢の忍者が2手に分かれて争うシーンから、この映画は始まる。ところがこのシーン、妙にだらけている。最初は実戦を模した演習かと思ったが、よく見ていると矢が刺さって死んでいる人もいるので、本当の戦のようだ。緊張感のないまま半端なアクショ…

【邦画】2017年7月前半公開の、気になる邦画

2017年7月公開の日本映画で気になるものをピックアップしてみようと思ったんですが、数が多すぎたので前半の「7月1日~7月15日」公開の邦画の中から、なんとなく引っかかったものを並べてみました。 スポンサードリンク // ・観る 『忍びの国』(7/1 公開) 監…

【邦画】『ぼくらの亡命』--世捨て人のような存在をスーパーマンとして捉えてしまう、映画ファンの悪しき習性

監督&脚本:内田伸輝配給:マコトヤ/公開:2017年6月24日/上映時間:115分出演:須森隆文、櫻井亜衣、松永大輔、入江庸仁、志戸晴一、松本高士 スポンサードリンク // 59点主人公はホームレスの男。ヨレヨレの汚れたシャツ、薄くなった頭髪にボリュームのあるヒ…

【邦画】『22年目の告白 -私が殺人犯です-』--1995年の呪縛から解放されよう

監督:入江裕/脚本:平田研也、入江裕配給:ワーナー/公開:2017年6月10日/上映時間:117分出演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、岩松了 スポンサードリンク // 63点藤原竜也が「はじめまして、私が殺人犯です」と仰々しく言い放つ、この映画の…

【邦画】『ろんぐ・ぐっどばい~探偵 古井栗之助~』--「普通に面白かった」という感想で済む邦画、最近は貴重なんです

監督:いまおかしんじ/脚本:川崎龍太、中岡太配給:ブロードウェイ/公開:2017年5月20日/上映時間:72分出演:森岡龍、蜷川みほ、手塚真生、仁科あい、水澤紳吾、諏訪太朗 スポンサードリンク // 68点悪意ゼロ、100%の誉め言葉として受け取ってほしいのだが、…

【邦画】『美しい星』--なんだかユーロスペースにいるような錯覚に陥った

監督:吉田大八/脚本:吉田大八、甲斐聖太郎/原作:三島由紀夫配給:ギャガ/公開:2017年5月26日/上映時間:113分出演:リリー・フランキー、亀梨和也、高橋愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介 スポンサードリンク // 58点ここ最近、ブログの更新が途絶えていたのは、仕…

【邦画/アニメ】『夜明け告げるルーのうた』--昨今のアニメ映画が追求する「観たことのないモノ」

監督:湯浅政明/脚本:吉田玲子、湯浅政明アニメ制作:サイエンスSARU/配給:東宝映像事業部/公開:2017年5月19日/上映時間:113分出演:谷花音、下田翔大、篠原信一、柄本明、斉藤壮馬、寿美菜子 スポンサードリンク // 70点あえて誤解を招く言い方をすれば、圧…

【邦画】『暗黒女子』--清水富美加と「ごきげんよう映画」の親和性

監督:耶雲哉治/脚本:岡田麿里/原作:秋吉理香子配給:東映=ショウゲート/公開:2017年3月4日/上映時間:118分出演:清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈 スポンサードリンク // 56点ミッション系の女子高を舞台にした映画は、も…

【邦画】『ハルチカ』--橋本環奈を信仰の対象とする宗教映画

監督:市井昌秀/脚本:市井昌秀、山浦雅大/原作:初野晴配給:KADOKAWA/公開:2017年3月4日/上映時間:118分出演:橋本環奈、佐藤勝利、恒松祐里、小出恵介、志賀廣太郎 スポンサードリンク // 53点これは宗教映画である。橋本環奈という教祖がいて、周囲の信徒た…

【邦画】2017年2月に観た邦画レビュー--『破門』『虐殺器官』『相棒 IV』

最近観た邦画の短文レビューです。なお、『サバイバルファミリー』は今週末にもう一度観てから、ちゃんと文章を書きたいと思っています。 スポンサードリンク // 『破門 ふたりのヤクビョーガミ』監督:小林聖太郎/脚本:真辺克彦、小嶋健作、小林聖太郎/原作:…

【邦画】『愚行録』--なぜ回想シーンに、語り手の知らないことまで出てくるのか

監督:石川慶/脚本:向井康介/原作:貫井徳郎配給:ワーナー=オフィス北野/公開:2017年2月18日/上映時間:120分出演:妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、松本若菜、臼田あさ美 スポンサードリンク // 48点単刀直入に言って、失敗している映画であった。例えば、…

【邦画】2017年1月に観た邦画レビュー--『牝猫たち』『アンチポルノ』『変魚路』

2017年1月に映画館で観たのだけれど、タイミングを逃したり、長文の感想とか書けそうになくてブログにUPするのを見送った邦画3作のレビューを、一気にやります。 スポンサードリンク // 『牝猫たち』監督&脚本:白石和彌配給:日活/公開:2017年1月14日/上映時…

【邦画】『島々清しゃ』--少女は耳を見せるだけで「顔つき」が変わる

監督:新藤風/脚本:磯田健一郎配給:東京テアトル/公開:2017年1月21日/上映時間:100分出演:伊東蒼、安藤サクラ、金城実、山田真歩、渋川清彦 スポンサードリンク // 66点フルートを吹くのは難しいと、聞いたことがある。肺活量なのかテクニックなのかわから…

【邦画】『本能寺ホテル』--タイムスリップにリアリティを持たせたために失ったもの

監督:鈴木雅之/脚本:相沢友子配給:東宝/公開:2017年1月14日/上映時間:120分出演:綾瀬はるか、堤真一、濱田岳、平山浩行、風間杜夫 スポンサードリンク // 57点映画『本能寺ホテル』は、現代の人間が意志とは無関係にタイムスリップして歴史的な事件の場に…

【邦画/アニメ】『傷物語 III 冷血編』--映画でしかできないこと、アニメでしかできないこと

総監督:新房昭之/監督:尾石達也/原作:西尾維新配給:東宝映像事業部/公開:2017年1月6日/上映時間:83分出演:神谷浩史、坂本真綾、堀江由衣、櫻井孝宏 スポンサードリンク // 72点映画の価値とは何であるか。いきなり大層な問いを持ち出してしまったが、とり…

【邦画/ドキュ】『人生フルーツ』--どんな人だってカメラが密着すればそれなりのものは撮れるというだけ

監督:伏原健之配給:東海テレビ放送/公開:2017年1月2日/上映時間:91分出演:津端修一、津端英子/ナレーション:樹木希林 スポンサードリンク // 55点その年の一番最初に公開される映画を初日に観に行くのも、毎年恒例になってきている。といっても3年連続で…

ちょっと早いですが、2016年の邦画ベスト10でも発表してお茶を濁します

久しぶりの更新です。というのも、ここ最近立て続けに色々とあって、ブログ更新すらままならなくなってしまったからでして。36歳になったというのに、なんで履歴書を何枚も書かないといけない年末を過ごさなくてはいけないのか。 まあ、このあたりの恨みつら…

【邦画】『溺れるナイフ』--スクリーンに菅田将暉が映ったとたん、周囲の風景は彼の所有物であるかのように変換される

監督:山戸結希/脚本:井土紀州、山戸結希/原作:ジョージ朝倉配給:ギャガ/公開:2016年11月5日/上映時間:111分出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音、志磨遼平 スポンサードリンク // 68点映画を撮るということは、実在する人・モノ・風景を、カメ…

【邦画/アニメ】『劇場版 艦これ』--ストーリーは全くわからないのだが、テーマは浅すぎるのでよくわかる

監督:草川啓造/脚本:花田十輝、田中謙介/キャラクターデザイン:井出直美、松本麻友子配給:KADOKAWA/公開:2016年11月26日/上映時間:91分出演:上坂すみれ、藤田咲、井口裕香、佐倉綾音、竹達彩奈 スポンサードリンク // 51点全面的にこちらが悪いのは重々承…

【邦画】『ミュージアム』--「病気だから殺人鬼になる」っていう連想を悪意なくやっちゃうんだ

監督:大友啓史/脚本:高橋泉、藤井清美、大友啓史/原作:巴亮介配給:ワーナー/公開:2016年11月12日/上映時間:132分出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、松重豊、妻夫木聡 スポンサードリンク // 38点まずは「体を拘束されて生きたまま犬に食い殺された女性の…

【邦画】『聖の青春』--劇中で羽生善治が登場するとき、視点は「羽生を見る村山」になる

監督:森義隆/脚本:向井康介/原作:大崎善生配給:KADOKAWA/公開:2016年11月19日/上映時間:124分出演:松山ケンイチ、東出昌大、染谷将太、柄本時生、リリー・フランキー スポンサードリンク // 67点『聖の青春』は、天才と言われながらも29歳にして亡くなった…

【邦画/アニメ】『この世界の片隅に』--揺るぎない日常を味方につけろ

監督・脚本:片渕須直/原作:こうの史代>配給:東京テアトル/公開:2016年11月12日/上映時間:126分出演:のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔 スポンサードリンク // 78点あまり周知されていないかもしれないが、『この世界の片隅に』は、映画館内で…

『永い言い訳』--本木雅弘ってSF小説に出てくるロボットみたいだ

監督・脚本・原作:西川美和配給:アスミック・エース/公開:2016年10月14日/上映時間:124分出演:本木雅弘、竹原ピストル、藤田健心、白鳥玉季、深津絵里 スポンサードリンク // 77点少年隊をリアルタイムで知っている年齢ではないため、本木雅弘という人は最…

【邦画】『SCOOP!』--「深夜までパソコンに向かい記事を1本仕上げる」シーンは大根仁監督の原風景なのか

監督・脚本:大根仁配給:東宝/公開:2016年10月1日/上映時間:120分出演:福山雅治、二階堂ふみ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキー スポンサードリンク // 63点大根仁監督といえば、商業的な成功と評論家による評価の両方をバランスよく手中に収めており…

【邦画】『少女』--「実はこの2人は…」オチの乱発が凄まじい

監督:三島有紀子/脚本:松井香奈、三島有紀子/原作:湊かなえ配給:東映/公開:2016年10月8日/上映時間:119分出演:本田翼、山本美月、佐藤玲、稲垣吾郎、児嶋一哉 スポンサードリンク // 53点『告白』『白ゆき姫殺人事件』などで知られる湊かなえの小説を、『…

【邦画】『何者』--「就活」をテーマにしていながら、会社というものの存在感の小ささたるや

監督・脚本:三浦大輔/原作:朝井リョウ配給:東宝/公開:2016年10月8日/上映時間:119分出演:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生 スポンサードリンク // 74点本作は「就活」と「twitter」の2つの大きな要素から成り立っている。どちらも世代だ…

【邦画】『淵に立つ』--想像して欲しい。自分の家族に古舘寛治がいたらどうだ。

監督・脚本・編集:深田晃司配給:エレファント・ハウス、カルチャヴィル/公開:2016年10月8日/上映時間:119分出演:浅野忠信、筒井真理子、古館寛治、篠川桃根、太賀 スポンサードリンク // 85点本人が明言している通り、深田晃司監督は常に家族の話を撮ってい…

【邦画/ドキュ】『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』--形骸化したパブリックイメージの確認作業をするだけの映画

監督:遠藤尚太郎配給:松竹メディア事業部/公開:2016年10月1日/上映時間:110分出演:テオドル・ベスター、山本益博、服部幸應、犬養由美子、道場六三郎 スポンサードリンク // 47点どうも皆様、お久しぶりです。当ブログに関しては、約2ヶ月ぶりの更新とな…

【邦画】『ケンとカズ』--「日本社会の最底辺」を描いた作品から何かを得ることが、どうやらできなくなってしまった

監督・脚本・編集:小路紘史配給:太秦/公開:2016年7月30日/上映時間:96分出演:カトウシンスケ、毎熊克哉、飯島珠奈、藤原季節、高野春樹 69点1mmたりとも映画の責任ではない。全てはボク個人の問題である。そういう前置きをしたうえで白状するのだが、この…

【邦画】『シン・ゴジラ』--史上初、コンクリートポンプ車が大活躍する映画

総監督・脚本・編集:庵野秀明/監督・特技監督:樋口真嗣准監督・特技総括・B班監督:尾上克郎/C班監督:石田雄介配給:東宝/公開:2016年7月29日/上映時間:120分出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、松尾諭 82点まず、とにかくまず最初に、こ…

【邦画】『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』--クドカンは、縛りがキツいほうが実力が発揮できるんじゃないだろうか

監督&脚本:宮藤官九郎 配給:東宝=アスミック・エース/公開:2016年6月25日/上映時間:125分出演:長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、宮沢りえ 46点以前から気になっているのだが、なぜ宮藤官九郎に限って監督作品と脚本を手がけただけの作品を分け…

【邦画/ドキュ】『FAKE』--映画館は暖かい笑いに包まれ、観客は佐村河内守を好きになっていく・・・という罠

監督:森達也/撮影:森達也,山崎裕/編集:鈴尾啓太配給:東風/公開:2016年6月4日/上映時間:109分出演:佐村河内守ほか 83点森達也監督の15年ぶり(共作を除く)の新作映画『FAKE』は、2014年のいわゆるゴーストライター事件でメディアから徹底的に叩かれた「現…

【邦画】『ヒメアノ~ル』--サイコキラーになる"理由"なんていらない

監督&脚本:吉田恵輔/原作:古谷実配給:日活/公開:2016年5月28日/上映時間:99分出演:森田剛、濱田岳、佐津川愛美、ムロツヨシ、大竹まこと スポンサードリンク // 58点本来、映画に限らず物語というものは、登場人物たちの全ての言動に理由があるほうが評価…

【邦画】『ちはやふる 下の句』--若宮詩暢が主人公だと考えると全てがしっくりくる

監督&脚本:小泉徳宏/原作:末次由紀配給:東宝/公開:2016年4月29日/上映時間:102分出演:広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、松岡茉優 スポンサードリンク // 73点 ※ 前後編あわせて 『ちはやふる 下の句』は、分が悪い。試しにtwitterでも何でもいいか…