映画‗監督‗黒沢清
最近観た邦画2作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。
6月公開の邦画3作の短評レビューです。例によって、軽くネタバレありです。
62点 地球を侵略しに来た宇宙人が、地球人から「家族」「所有」「仕事」といった概念を奪っていく。非常にぼんやりとした、抽象性の高い話である。元は戯曲であるが、純文学小説にしたら面白いかもしれない。半面、映画にするのは難しい。油断すると言葉遊…
スポンサードリンク // 黒沢清おなじみの「現実感ありすぎる幽霊」が今回も登場する。人間と同じように食事をしたり仕事をしたりして、幽霊らしいのは家に上がる時に靴を脱ぐのを忘れることくらい。 深津絵里の住むマンションに、3年前に行方不明になった夫…