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映画‗出演‗菅田将暉

【邦画】最近観た邦画レビュー--『スイート・マイホーム』『ミステリと言う勿れ』『アリスとテレスのまぼろし工場』

最近観た邦画3作のレビューです

【邦画】『キャラクター』ネタバレあり感想レビュー--最後の最後で長崎尚志の抑えきれない衝動が爆発したかのよう

主人公は漫画家アシスタントの山城圭吾(演:菅田将暉)。絵はメチャクチャ巧いがキャラクターに厚みが無いと、新人賞や持ち込みでは評価されずにいる。師匠の本庄(演:宮崎吐夢)からは「あいつは良い奴なので、悪人の気持ちが解らない」と言われる始末。

【邦画】『花束みたいな恋をした』ネタバレあり感想レビュー--「自分語り発生装置」によって観客に共感させることだけを目的としたヒットメーカー・坂本裕二の渾身の一撃

映画監督よりも先に名前の挙がる脚本家は今の日本では宮藤官九郎くらいかと思っていたが、坂本裕二もそのひとりであるようだ。宣伝媒体では「『それでも、生きていく』『最高の離婚』の名脚本家が手掛けた」と売り文句に利用され、監督の土井裕泰は「坂本裕…

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『人間失格 太宰治と3人の女たち』『HELLO WORLD』『見えない目撃者』

最近観た邦画3作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『いなくなれ、群青』『かぞくあわせ』『タロウのバカ』

最近観た邦画3作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。

【邦画】『アルキメデスの大戦』ネタバレ感想レビュー--山崎貴監督作らしからぬ最後の問いかけは、監督自身をネクストステージへと押し上げた

70点 それほど山崎貴監督作品を追いかけているわけではない。また、本作がどれだけ原作準拠なのかも確認していないので、この物語に対する山崎貴監督の成分がどれほどの割合なのかも不明である。だが、この映画『アルキメデスの大戦』が、監督の過去作と比…

【邦画】『銀魂2 掟は破るためにこそある』ネタバレ感想レビュー--ギャグが無くなってシリアスのみになってから、とにかく長え!

42点 前作『銀魂』は、このブログで、それなりに称賛した。原作同様、ベタな人情噺が本筋としてあって、その周りに大量のギャグがくっついてくるという作品の骨格が、福田雄一監督の資質と巧くマッチしていたためである。本筋のシリアス担当キャラとギャグ…

【邦画/アニメ】『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』--川村元気がシャフトに対して言わなければならなかったこと

45点 本作をレビューするうえで、非常に大きな問題が横たわっている。ネタバレ防止を掲げるには、ストーリー説明は冒頭から4分の1までという一般的見解がある。したがって、本作の場合は最初の駅のシーンあたりまで、が妥当だろう。だが、それ以降に触れ…

【邦画】『銀魂』感想レビュー--ギャグと人情話がはっきり分かれた、意外な良作

62点 「意外と」で始めるのは、この映画を評するうえでもっとも陳腐ではある。「意外と」をつけるということは、観る前に作品を舐めていたということでもあり、制作者に失礼でもあるし。それでもあえて「意外と」をつけることにする。実写版映画『銀魂』、…

【邦画】『溺れるナイフ』レビュー--スクリーンに菅田将暉が映ったとたん、周囲の風景は彼の所有物であるかのように変換される

監督:山戸結希/脚本:井土紀州、山戸結希/原作:ジョージ朝倉配給:ギャガ/公開:2016年11月5日/上映時間:111分出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音、志磨遼平 スポンサードリンク // 68点映画を撮るということは、実在する人・モノ・風景を、カメ…

【邦画】『何者』感想レビュー--「就活」をテーマにしていながら、会社というものの存在感の小ささたるや

監督・脚本:三浦大輔/原作:朝井リョウ配給:東宝/公開:2016年10月8日/上映時間:119分出演:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生 スポンサードリンク // 74点本作は「就活」と「twitter」の2つの大きな要素から成り立っている。どちらも世代だ…

【邦画】『ピンクとグレー』レビュー--結局、他人のことは何も分からない

監督:行定勲/脚本:蓬莱竜太、行定勲/原作:加藤シゲアキ配給:アスミック・エース/公開:2016年1月9日/上映時間:119分出演/中島裕翔、菅田将暉、夏帆、小林涼子、岸井ゆきの スポンサードリンク // 63点このブログで映画を取り上げるとき、監督の過去作の傾向…