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映画‗出演‗広瀬すず

【邦画】『SUNNY 強い気持ち・強い愛』ネタバレ感想レビュー--新たに捏造された「憧れの過去」への執着は、絶対的に正しいのか?

52点 篠原涼子演じる奈美が高校生時代の仲間を探す現在パートと、広瀬すず演じる奈美が高校生活を送る1995年前後を舞台とした過去パートが交互に組み合わさる構成である。この、過去パートで奈美が通う高校が、全員がコギャルという女子高で、授業が成り立…

【邦画】『ラプラスの魔女』ネタバレ感想レビュー--特に何もせず巻き込まれているだけの櫻井翔と、不思議なカメラワーク

51点 冒頭、竜巻に襲われる母娘のシーンから始まる。大変なことが起こっているらしいのだが、カメラアングルがおかしな方向を向いていたりして、状況がよく解らない。小屋の中に逃げ込むものの、娘と繋いだ手が離れて、竜巻の中に吸い込まれてしまう母親。…

【邦画】『ちはやふる -結び-』感想レビュー--音も光も全てをコントロールした、おそらく2018年の最高傑作エンタメ映画

83点 小泉徳宏監督は、技巧の人である。音響、照明、撮影などなどにおいて、隙あらばテクニックを詰めこもうとする。そのテクニックひとつひとつを単独で抜き出せば、大したものではないだろう。ひとりがずっと喋っている時に、もうひとりの顔を一切映さな…

【邦画】『三度目の殺人』感想レビュー--真実を示さないという構造を取っているのは、どういう効果を持つのか

64点 ズルいのである。これは「真実が何なのか劇中ではっきりと示されない」というタイプの作品である。もちろんそういう映画も多いのだが、この作品の場合は「謎は謎のままで余韻を楽しむ」という話でもないのではないか。映画『三度目の殺人』において、…

【邦画/アニメ】『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』--川村元気がシャフトに対して言わなければならなかったこと

45点 本作をレビューするうえで、非常に大きな問題が横たわっている。ネタバレ防止を掲げるには、ストーリー説明は冒頭から4分の1までという一般的見解がある。したがって、本作の場合は最初の駅のシーンあたりまで、が妥当だろう。だが、それ以降に触れ…

【邦画】『ちはやふる 下の句』レビュー--松岡茉優演じる若宮詩暢が主人公だと考えると全てがしっくりくる

監督&脚本:小泉徳宏/原作:末次由紀配給:東宝/公開:2016年4月29日/上映時間:102分出演:広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、松岡茉優 スポンサードリンク // 73点 ※ 前後編あわせて 『ちはやふる 下の句』は、分が悪い。試しにtwitterでも何でもいいか…

【邦画】『ちはやふる 上の句』レビュー--前編ならではの魅力、それは「伏線をすべて回収しなくてもいい」からこその先の読めなさ

監督&脚本:小泉徳宏/サウンドデザイン:大河原将/原作:末次由紀配給:東宝/公開:2016年3月19日/上映時間:111分出演: 広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬 スポンサードリンク // 73点 ※ 前後篇あわせて百人一首の取り札が並び、その前に座…