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映画‗出演‗小栗旬

【邦画】『キャラクター』ネタバレあり感想レビュー--最後の最後で長崎尚志の抑えきれない衝動が爆発したかのよう

主人公は漫画家アシスタントの山城圭吾(演:菅田将暉)。絵はメチャクチャ巧いがキャラクターに厚みが無いと、新人賞や持ち込みでは評価されずにいる。師匠の本庄(演:宮崎吐夢)からは「あいつは良い奴なので、悪人の気持ちが解らない」と言われる始末。

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『新解釈・三國志』『サイレント・トーキョー』『ミセス・ノイズィ』

最近観た邦画3作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。

【邦画】『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! 映画になってちょーだいします』感想レビュー--黒沢なる苗字の映画監督を貶めるのは、三池隆史監督の狙いなのか天然なのか

鬼才・三池隆史監督が、東映ヤクザ映画を現代にアップデートさせた傑作『初恋』の次に世に出した作品ならば、絶対に抑えておかなければいけないはずである。それが、中学生のガールズ戦士を主人公としたテレビ東京の子供向け特撮番組の映画版であったとして…

【邦画/アニメ】『天気の子』ネタバレ感想レビュー--アニメにおける都市の記録とはどういうものか考えようと思ったが、まだ考えていない

64点 どうしよう。何も書くことがない。いや、新海誠監督の性癖についての推察とかならできるけど、「うん、やっぱり」の一言でも済むし。もはや狂気の沙汰と言ってもいい作画のクオリティもほうぼうで語り尽くされていることだし。あとはストーリーかあ。…

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『Diner ダイナー』『いちごの唄』『デリバリー』

最近観た邦画3作の短評レビューです。例によって、軽くネタバレありです。

【邦画】『響 -HIBIKI-』ネタバレ感想レビュー--平手友梨奈が凡人たちに暴力を伴ったうえで救済の言葉を与える女神となる

66点 文学の話でも、小説の話でもない。本作において、小説なるものは、天才少女を天才だと言わしめるためのツールに過ぎない。なぜ彼女は小説を書くか。なぜ彼女の小説が人の心に響き、評価されるのか。答えはおろか、そもそも問いかけることさえしていな…

【邦画】『銀魂2 掟は破るためにこそある』ネタバレ感想レビュー--ギャグが無くなってシリアスのみになってから、とにかく長え!

42点 前作『銀魂』は、このブログで、それなりに称賛した。原作同様、ベタな人情噺が本筋としてあって、その周りに大量のギャグがくっついてくるという作品の骨格が、福田雄一監督の資質と巧くマッチしていたためである。本筋のシリアス担当キャラとギャグ…

【邦画】『銀魂』感想レビュー--ギャグと人情話がはっきり分かれた、意外な良作

62点 「意外と」で始めるのは、この映画を評するうえでもっとも陳腐ではある。「意外と」をつけるということは、観る前に作品を舐めていたということでもあり、制作者に失礼でもあるし。それでもあえて「意外と」をつけることにする。実写版映画『銀魂』、…

【邦画】『ミュージアム』感想レビュー--「病気だから殺人鬼になる」っていう連想を悪意なくやっちゃうんだ

監督:大友啓史/脚本:高橋泉、藤井清美、大友啓史/原作:巴亮介配給:ワーナー/公開:2016年11月12日/上映時間:132分出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、松重豊、妻夫木聡 スポンサードリンク // 38点まずは「体を拘束されて生きたまま犬に食い殺された女性の…