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【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』『みぽりん』

最近観た邦画3作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。

【邦画/アニメ】『ぼくらの7日間戦争』感想レビュー--なぜ、実写でできることをわざわざアニメにしているのか

51点 映画館で鑑賞中、「これ、実写で観たかったなあ」と、ずっと思っていた。どれもこれもアニメでしかできない動きではなく、むしろ生身の人間が演じたほうが見ごたえがありそうなシーンばかりなのである。特に高校生たちが大人に立ち向かう、この映画の…

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『ルパン三世 THE FIRST』『ゴーストマスター』

最近観た邦画2作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『HUMAN LOST 人間失格』『羊とオオカミの恋と殺人』『漫画誕生』

最近観た邦画3作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『虚空門GATE』『影踏み』『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』

最近観た邦画3作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『蜜蜂と遠雷』『BLACKFOX』『空の青さを知る人よ』

最近観た邦画3作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『人間失格 太宰治と3人の女たち』『HELLO WORLD』『見えない目撃者』

最近観た邦画3作のレビューです。直接的に文中で結末には触れていませんが、ネタバレにはご注意ください。

【邦画】最近観た邦画感想レビュー-- 『引っ越し大名!』『台風家族』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』

最近観た邦画3作のレビューです。文中で直接的に結末には触れていませんが、一応ネタバレにはご注意ください。

【邦画】最近観た邦画感想レビュー(ネタバレ含)--『火口のふたり』『二ノ国』『正しいバスの見分けかた』『なれない二人』

最近観た邦画4作のレビューです。一応、ネタバレにはご注意を。 スポンサードリンク // 『火口のふたり』監督&脚本:荒井晴彦/原作:白石一文配給:ファントム・フィルム/上映時間:115分/公開:2019年8月23日出演:柄本佑、瀧内公美 62点荒井晴彦の監…

【邦画/アニメ】『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』ネタバレ感想レビュー--異世界ファンタジーで日本のことわざ使うのやめてくれないかな

55点 タイトルでも断っていますが、以下の文中では映画『ドラゴンクエスト ユアストーリー』のネタバレを含んでいますので、ご注意ください。個人的には、ネタバレしただけで魅力が半減する映画なんて所詮はその程度のものだというのが基本的な考えですが…

【邦画/アニメ】『天気の子』ネタバレ感想レビュー--アニメにおける都市の記録とはどういうものか考えようと思ったが、まだ考えていない

64点 どうしよう。何も書くことがない。いや、新海誠監督の性癖についての推察とかならできるけど、「うん、やっぱり」の一言でも済むし。もはや狂気の沙汰と言ってもいい作画のクオリティもほうぼうで語り尽くされていることだし。あとはストーリーかあ。…

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『ウィーアーリトルゾンビーズ』『旅のおわり世界のはじまり』『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』

6月公開の邦画3作の短評レビューです。例によって、軽くネタバレありです。

【邦画/アニメ】『きみと、波にのれたら』ネタバレ感想レビュー--全てをコントロールできるアニメに「生身の偶然性」を取り入れた斬新な発明

78点 マンションの一室。部屋の中央に失敗したオムレツの乗ったローテーブルがあり、その前に母からの電話に出ている女の子がいて、両脇には天井まで段ボール箱が積み上がっている。と、段ボール箱が今まさに倒れんとして、中央にいる女の子がスマホを片手…

【邦画/アニメ】『海獣の子供』ネタバレ感想レビュー--手間のかかった緻密な作画ばかりが称賛されることへの危惧

62点 昨今のアニメ映画は、緻密に描きこまれた作画ばかりが賞賛されている気がする。もちろんそれは、アニメを評価するうえで、これ以上ないポイントではある。アニメとはつまるところ、絵の快楽を提供するものだから。ただ最近は、作画の手間だけで作品の…

【映画駄話】『名探偵コナン』劇場版23作を一挙に観たら、これは007シリーズの日本版だと気づいた

平成が終わる最後の4日間を使って、『名探偵コナン』劇場版23作を片っ端から鑑賞してみました。実はこれまで一度も劇場版を観たことなく、そもそもコナンの話自体もぼんやりとしか知らなかったので、このままでは令和を迎えられんと全制覇した次第です。そ…

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『PRINCE OF LEGEND』『映画 少年たち』『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』

毎度おなじみ、最近観た邦画レビューです。2019年のワースト映画、更新されました。

【邦画/アニメ/Netflix】『BLAME!』ネタバレ感想レビュー--3DCGで人間を自然に表現するには、人間を人間らしく表現できない境遇におけばいいということか

www.netflix.com 監督:瀬下寛之/脚本:村井さだゆき/原作:弐瓶勉アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ/配給:クロックワークス/上映時間:105分/公開:2017年5月20日出演:櫻井孝宏、花澤香菜、雨宮天、山路和弘、宮野真守、洲崎綾、島崎信長、…

【邦画】最近観た邦画感想レビュー--『コードギアス 復活のルルーシュ』『君は月夜に光り輝く』『えいがのおそ松さん』『まく子』

最近観た邦画の短文レビューです。ちょっと今、長い文章を書けるモチベーションじゃないもので。

【邦画/アニメ】『あした世界が終わるとしても』ネタバレ感想レビュー--よくあるSF設定なんだから、細部を詰めてほしい

57点 またいつものツッコミを入れるだけで終わってしまいそうだが、SFなら細部を詰めてほしい。内容は大昔から定番のベタなんだから、勝負すべきは練り込まれたSF設定描写でしょう。そこを蔑ろにされるとねえ。

【邦画/アニメ】『続・終物語』ネタバレ感想レビュー--萌えキャラのアイデンティティを奪うことで生まれる批評精神

61点 サーガのように語り継がれる人気シリーズの劇場版で、劇中でもメタ的に宣言されるとおり、オマケのようなエピソードである。TVシリーズ最新作「終物語」の後日談というか時間軸がその翌日というだけで、「鏡の中」という名の異世界が舞台であるし、…

【邦画/アニメ】『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』ネタバレ感想レビュー--ファンサービスに徹した日常回だが、突発的なキャラ改変は本編への悪影響が出やしないか?

50点 ちゃんと事前に調べていなかったこちらが悪いのである。「大人気アニメの約2年ぶりの新作がついに、しかも劇場版で復活!」というつもりで映画館に向かったのでは、肩透かしをくらって当然だ。これは、TVシリーズの1期と2期の間をつなぐ日常回の…

【邦画/アニメ】『ペンギン・ハイウェイ』ネタバレ感想レビュー--新たなるアニメーションの力、それは「静止画」

71点 アニメーションの力を感じた。もちろん、コーラの缶がペンギンに変化するなど、現実にはあり得ない事象を違和感なく日常の中に溶け込ませるには、アニメが最適な表現方法であることは既に知られている。本作『ペンギン・ハイウェイ』は、そんなシュー…

【邦画/アニメ】『アラーニェの虫籠』ネタバレ感想レビュー--「とにかくホラーっぽい感じ」を詰め込んだ、"要素"のごった煮は悪くない

57点 アニメーション作家の坂本サクが、ほぼ一人で創り上げた長編アニメーション。新海誠が『ほしのこえ』をマッキントッシュ1台で制作した衝撃を思い出すが、今回は75分の長編である。技術の発展もあるだろうが、一定の世界観は保たれており、クオリティ…

【邦画/アニメ】『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』ネタバレ感想レビュー--親子関係をメインに持ってくるのは『ヒロアカ』の流儀なんだろうか

監督:長崎健司/脚本:黒田洋介/原作:堀越耕平配給:東宝/公開:2018年8月30日/上映時間:96分/アニメーション制作:ボンズ出演:山下大輝、三宅健太、志田未来、生瀬勝久、小山力也 スポンサードリンク // 60点先に個人的なことを言うと、「週刊少年ジャンプ」連…

【邦画/アニメ】『未来のミライ』ネタバレ感想レビュー--運命付けられた「家族」の形成を強制させられる絶望

54点 主人公が4歳の男の子ということもあり、主たる舞台は自宅となっている。4歳児にとって世界の半分以上は自宅であるから、妥当な判断だ。傾斜のある土地を活用し、各部屋の床の高さを変えることで間仕切りの代わりとした、いかにもなデザイナーズ物件…

【アニメ】2018夏アニメ 第1話雑感

アニメ第1話の雑感を書き並べてみました。しばらく文章を書いていなかったので、短文を多く書くことでリハビリを兼ねています。なお、これを書いている時点で第2話以降は一切見ていません。また、取り上げた中で原作を知っている作品は『天才バカボン』以…

【邦画/アニメ】『GODZILLA 決戦機動増殖都市』ネタバレ感想レビュー--ゴジラの名を借りた都市文明批評だったが、概念に留まっていたのが残念であった

59点 前作『GODZILLA 怪獣惑星』を当ブログで取り上げたとき、これは「もしもゴジラが○○だったら」大喜利ではないかと書いた。その続きである本作も同様で、基本的には「もしもメカゴジラが○○だったら」大喜利における、逸脱な回答である。ゴジラが人間に…

【邦画/アニメ】『リズと青い鳥』ネタバレ感想レビュー--「アニメでしか表現できないこと」を追求したうえでの、日本映画界への殴り込み

78点 日本の映画制作に関わるものたちは、『リズと青い鳥』の登場に焦るべきである。山田尚子監督は、本気で日本の映画界に殴り込みをかけている。特定層だけに向けられた深夜アニメのノウハウを活かしつつ、映画作品においては全世代にターゲットを広げよ…

【邦画/アニメ】『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』レビュー--泉鏡花が14歳の女の子にされていることに何とも思わない人向けのアニメ

54点 今さらながら説明すると、『文豪ストレイドッグス』とは実在の近代文学の文豪と同じ名前を冠したキャラクターが、著作に関連した”異能”を用いて戦うというアベンジャーズ型のバトルアクションのアニメ。といっても文学史への批評が含まれているわけで…

【邦画/アニメ】『さよならの朝に約束の花をかざろう』感想レビュー--2次元に恋をするってこういうことだからな

66点 年の取り方が異なるキャラクターを同じ世界に配置することで、関係性に新たな意味を持たせるという手段は、映画に限らずSFやファンタジーの物語ではよく目にする。中でも、不老不死(本作は寿命が異常に長いということだが、意味は同じ)の存在を混…